ダーツとは|有限会社ディースリー

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ダーツとは

ダーツとは

ダーツ(英語:Darts)は、射的競技の一種で、円形の標的に投げ矢(ダート)を当てて得点を競う。
ダーツはボードの狙った場所にダーツを命中させる技能性だけでなく、ゲームルールによっては高度の戦略性をも要求され、精神的な要因に結果が大きく左右される、デリケートな一面を有するスポーツでもあります。

歴史

14世紀頃のイギリスでワイン樽めがけて矢を放つようになったことがダーツの起こりと言われています。
当時は戦争中であり、ワイン樽も貴重なものであったことから、木を輪切りにしたものを使うようになりました。

もともとあった木の年輪や乾燥によるひび割れが現在のダーツボードの得点システムの基となり、1896年英国人ブライアン・ガムリン氏によって的に点数区分をつける方法が考案され、今のダーツボードの原型が出来上がり、現在の競技ルールへと確立されていきます。

1935年に船舶用ロープに用いられるサイザル麻を圧縮して作られたブリッスルボードが発明され、このブリッスルボードの発明により、得点システムと、簡便なダーツボードが揃うことになりました。

1980年代になってエレクトリックダーツと呼ばれる自動計算機能を持ち、ビットと呼ばれる矢が刺さる穴があけられたプラスチック製のダーツボードが開発されます。

日本では、歴史的に長らく愛好されてきたハードダーツは根強い人気があったものの競技人口が少なかったが、手軽で安全なソフトダーツが登場し、さらに21世紀になってICカードを用いて個人記録を残せたり、ネットワーク対戦機能を有する機種も登場したことにより、ソフトダーツが広く普及しました。

競技人口が増え、身近な様々な場所にダーツマシンが置かれるようになり、大会なども頻繁に行われ、ソフトダーツのプロトーナメントも登場し、ついにはハードダーツにも注目が集まるようになってきました。

今現在、娯楽として楽しむライトユーザーから、大会への参加を目標としたヘビーユーザーまで幅広い層に普及してきています。

ダーツ(投げる矢)について

ダーツは主に、1:チップ、2:バレル、3:シャフト、4:フライト4つのパーツで構成されていて、 それぞれのパーツに様々なデザイン・形状があるため、それを組み合わせる事によって作られるダーツの種類は無限大。
プレイヤーの投げ易さ・趣味趣向によって変わるダーツの組み合わせに、正解はありません。
自分のスタイルに合わせたダーツを探すのも、ダーツの楽しみです。

1:チップ
ティップやポイントとも言います。
ソフトダーツではプラスチック製、ハードダーツでは主に金属製を使用します。
メーカーによって硬さや粘り強さ、長さや形状が異なります。
もちろんカラーも豊富で、種類が多数あります。

2:バレル
金属製のパーツで、手に触れる部分でもあり、ダーツを構成するパーツの中でも最重要と言える箇所になります。

基本的にはタングステンと言う比重の重い金属で作られていますが、希少金属という事もあってやや高価になりがちです。
タングステンダーツ以外にも、お店の貸し出し用ダーツや、手頃な価格(¥1,000~¥3,000)で売られている「ブラスダーツ」などがあり、 これらは真鍮など安価な金属でつくられています。
タングステンと比較すると質感も違いますが、1番の違いは重さが無い、もしくは重さを出す為に大きくなっています。

タングステンダーツもたくさんのメーカーがあり、バレルその物の形状や重量、
カット(滑り止め・持つ位置の確認の役割を果たす刻み)の数や間隔など、種類が多数あります。
試し投げ出来るお店が近くにあれば、実際に手に触れたり、投げて決めるのがいいかと思います。

3:シャフト
バレルとフライトを繋ぎ、全体のバランスやフライトの影響力を左右します。
ナイロン素材が多いですが、カーボンやアルミ等の素材の物もあり、強度・重さなどに影響します。
長さ・形も多数あり、特に長さが変わると視覚的・投げる感覚に影響がでます。
もちろんカラーやデザインも多数あります。

4:フライト
羽根とも呼ばれます。
投げたダーツの向きが、飛んで行く方向を向いていない時、フライトが風を受ける事で向きを修正し、飛びを正します。
仮にフライトが付いていないと、ボードに刺す事はなかなか出来ません。
形状も多種あり、主にフライトの表面積でダーツの飛びに影響がでます。ただしフライトの効果は、シャフトの長さ等のセッティングで変わります
またフライトはカラーやデザインもかなりの種類があり、ダーツの中でも目立つ部分なので、個性が出やすいパーツでもあります。


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